BABIDプロジェクト第二弾 逗子リゾートマンションリノベーション 湘南の暮らしに似合う ブリティッシュコロニアル 湘南の陽光が似合う逗子のリゾートマンションをリノベーションいたしました。部屋から逗子マリーナ全景と江の島の海越しに富士山を見渡せる絶好のロケーションをコンセプトに、プロデューサーとのディスカッションで生まれたキーワードは「ブリティッシュコロニアル」。大航海時代のイギリス人が地域文化を融合させ海外で創造した建築インテリアのスタイルです。デザインコンセプトを担当したスージー・ランボルド氏は、日本の象徴でもある鳥居の赤と、逗子の海の青をインスピレーションに、独自のブリティッシュコロニアルに昇華させました。 360度VR動画もご覧いただけます ■ エントランス コンセプトデザイン(by スージー・ランボルド) Before エントランスで印象的なのは赤を中心としたカラフルな六角形のタイル。マンションの顔として早くも期待感が高まります。既存のドアを赤くペイントし、周囲のグレーの壁と印象的な対比を生んでいます。 After ■ リビングダイニング・キッチン コンセプトデザイン(by スージー・ランボルド) Before 別荘を意識し、キッチンも生活感をできるだけ見せないレイアウト。高い位置にはキャビネットを置かず、レイアウトの工夫でベースキャビネットだけで充分な収納量を確保しました。 After カーテンのしつらえには周囲の壁が必要です。梁が落ちてできなかったしつらえを、壁を前面に出すことでカーテンポール用の壁を作り、理想のカーテンセッティングを可能としました。 フォーカルポイントにはテレビを露出させたくない。それを叶えた折り戸を絵画のようにしつらえたフェークアートアレンジ。 ディスプレイキャビネットは壁の一部のような作りに。 壁紙の取り回し、見切りのつけ方、デドレイル(腰高の見切り)に至るまで、細かく工夫を凝らしました。 キッチンでは引き出しを多用することで、ウォールキャビネットを使わずとも収納を最大化。壁は美しいアートの場として使いたい。 ■ ベッドルーム コンセプトデザイン(by スージー・ランボルド) Before ベッドルームは4連の引き戸が迎えてくれる。壁紙を張った引き戸を開けると、ヤシの葉の印象的な壁紙が広がる。 日本人のライフスタイルに合わせ、ベッドはつなげてダブルとしても、離してシングルとしても使える余裕のスペースを持たせました。右には窓のように見えて、実はその先に子供用ベッドが置けるエリアが作られています。家族でも、少人数でも雰囲気を壊さずに対応できるベッドルームスペースに。 After デザイナー&デザインプロデューサー紹介 ■コンセプトデザイン スージー・ランボルド Tessuto Interiors Ltd. 代表 BIID前会長 建築チームを率い住宅、商業施設のデベロップメントを数多く手がけ、洗練された美しさが高い評価を得る。英国のメディアを舞台にインテリアデザイン関連の課題に取り組んでいる。その豊富な話題と人柄から、現在英国では最も人気を博すレクチャラーと評される。 紹介&施工事例はこちら ■プロデュース 澤山 乃莉子 BABIDインテリアデザインプロデューサー 一般社団法人 キュレーションホテル協会 代表理事 インテリアデザインカレッジ「澤山塾」主宰 2000年にロンドンで起業以来、住宅、商業施設、家具デザインなどを手掛ける。「BIID Merit Award 2016」等、日英での受賞や雑誌掲載も多数。プロ向け欧州トレンドレポート・デザイン塾主宰など、執筆、教育、講演分野でも活躍。 紹介&施工事例はこちら プロジェクトのプロセスから完成まで詳細をご紹介イギリス情報専門誌RSVP22号『モダンブリティッシュインテリア』~伝統の上にこそモダンが生きる~ BABIDの代表理事澤山乃莉子が編集統括を務めたイギリス情報専門誌「RSVP No.22 インテリア特集号」では、逗子リゾートマンションリノベーションプロジェクトのプロセスから完成まで詳細をご紹介しています。また、リノベーションのコンセプトデザインを担当したスージー・ランボルドのイギリスの自宅も紹介。インテリア好きのためのロンドン案内など、日本で初となる「本物のインテリアデザイン」を紹介する記念すべき一冊となっています。 → 書籍の詳細はこちら RSVPウェブサイト・全国の書店やインターネット書店(amazon、楽天ブックス、セブンネット)などでご購入いただけます。 オープンハウス見学会の様子 >