澤山乃莉子監修 インテリアコラム
第9回「インテリアは浪費?」
皆さんこんにちは。【世界的インテリアデザイナーを日本でコミッション】インテリアプロデュース協会、BABIDです。
代表の澤山乃莉子が20年余りのロンドン生活で学び、構築してきたインテリアセオリー・ライフスタイルについてお話していこうと思います。
今日は、今年の7月に完工したBABID国内第3段プロジェクト
「日本初のキュレーションホテル 熱海桃乃八庵(とうのやあん)」の施工写真から。
さて、こちらの物件、築80年の旅館だった日本建築を全面改修しています。
インテリアデザインにより空間が蘇ったことは勿論ですが、査定してもらった結果、
不動産としての資産価値も上がっていました。(具体的な金額は未公開ですが・・・)
澤山が20年以上活動してきたイギリスでは、インテリアデザイナーの手により、
多くの物件が投資金額(物件購入費+工事費+家具等)を上回る価格で不動産市場に出回っています。
例えばスージーが手がけたこちらのデザイン。ジョージアン時代に建てられたタウンハウスの全面改修プロジェクト。
10億円の物件に8億円かけて改修し、40億円の価値がつきました。
つまりこの差額はスージー率いるチームが作り出した「デザインの価値」なのです。
もうひとつ日本での事例。
澤山が手がけた元代々木のマンションリノベーション。
こちらは築40年6500万円のマンションに2500万円かけて改修、1億2400万円で販売しました。
「デザインの価値」がついた国内事例です。
勿論、国外と国内では不動産市場の勝手が大きく異なります。
プロのデザインに価値がつくような歴史・文化・価値観・市場・買い手が存在しなければ成り立ちません。
インテリアデザインはお金を増やす為だけに存在するわけではありませんが
世界的な実力を持つプロが介入した時、今回ご紹介したようなことが起きるのも事実です。
BABIDは日本では違うと諦めたりせず、少しずつ皆さんにインテリアの可能性を示していきたいと考えています。
建築やビジネスの形を問わず挑戦していくつもりです。
プロのインテリアデザイナーが介入した時・・・
・二度、三度とライフスタイルに合わせて住みかを変えることが出来ます
・民泊運営の集客につながり、新たなビジネスチャンスが生まれます
・家を中心とした暮らし が基本になりHome Work Sharing(在宅勤務)が可能になります
・デザイナーがしかるべき提案をすることで日本のデザイン産業、しいては経済が活性化します
・キュレーションホテル のコンセプトであなたの地元が本来の輝きを取り戻します
インテリアデザイナーの職業価値が上がれば
興味がない、全く関係ないと思っているあなたの生活にも非常に多くのメリットが生まれます。
澤山塾で得られるのは、資格や肩書きだけではありません。
人生を楽しむ為の知恵がたくさん詰まっていますよ。
インテリアを楽しむことは浪費ではなく、未来の自分への「投資」なのです。